コミックス ~植物病理学は明日の君を願う~ を読んでみた

作品について

作者:竹良 実

作品内容:人類の弱点は「植物」にある! 静かに潜む脅威と闘う科学者達の物語

登場人物について

叶木(かのうぎ)准教授
帝央大学の植物病理学者。植物の病と日々闘う、植物のお医者さん。

千両久磨子(せんりょうくまこ)
叶木の新米秘書。 父親を植物病の被害ゆえに亡くしている。

『植物病理学は明日の君を願う』 竹良 実 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 (bigcomicbros.net)

読んだ感想

結論から言いますと、とても面白い作品だと感じました。私自身学生時代に植物病理を学んできたので、作中に出てくる植物の病気が出てきたとき「聞いたことある病気だ!」と喜んでしまう場面がいくつもありました。また、とあるシーンを見た際、学生時代に研究室の教授から「この直径7㎝のシャーレ1枚で育てている菌を○○県の農場の土に撒くだけで、県の××(作物の名前)を全部枯らせれる」と言われたことを思い出し、本当に植物の病気でバイオテ〇が可能であることに心底恐怖しました。

まとめ

植物病理を知らない方、学んでいない方でも分かりやすく説明がなされているので読みやすい作品だと思います。また、如何に植物の病気が恐ろしい存在であるか、感じてもらえる作品だなと思いました。身近であるにも関わらず、あまり知られていない植物の病気について知りたいという方は是非読んでもらいたいです。